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【転職】もう我慢できない!スキルアップしたい!転職を考え始めたら、やるべきことは?

 「今の仕事に不満がある」、あるいは「もっとスキルアップしたい」といったように、転職を考えていても、何をすればいいかわからないという人は多いでしょう。転職のリスクを考えて、一歩踏み出せない人も多いはずです。

 知って欲しいのは、「転職」と「転職活動」は全然違うということ。転職は失敗した時のリスクが大きい一方で、転職活動自体はうまくいかなくてもダメージは限定的です。転職活動としてすべきことはなんでしょう?

転職活動としてすべきこと

自己分析

 転職を考えた時にまず最初にすべきことは、自己分析です。自己分析とは自身の長所・短所や価値観、今までのキャリアなどを整理することをいいます。

 目的は転職活動の軸を決めることとアピールポイントを明確にすることです。

 自己分析することで、自分が仕事に何を求めているか明確になります。例えば、苦労してでもお金が欲しい、給料は低くても経験を積みたい、自身の得意をもっと生かした仕事に就きたいなど、自分の転職の軸をはっきりさせることで、転職先とのミスマッチを防げるのです。

 また、長所やアピールポイントをはっきりさせることで、選考を有利に進めることができます。一般的に企業が転職者に求めるのは即戦力です。転職先に何をもたらせるのか、どう貢献できるのか具体的な根拠を持って伝えられれば、採用に大きく繋がります。

 自己分析は転職サイトに無料のツールがあったりしますし、転職用自己分析用の書籍も多く売られています。それらを使って、後悔しない転職活動を有利に進めましょう。

情報収集

 自己分析と同時に情報収集も行います。転職サイトごとに、「高年収の求人に強い」、「他業種からの転職OKの求人が多い」といった特色もあるので、転職サービス自体のリサーチも重要です。

 気になる企業を見つけたら、徹底的に調べます。採用ページから給与や仕事内容・福利厚生を調べることはもちろん、理念や社員インタビューページ、SNSやその企業に関するニュース、ツテがあれば知人からの口コミなどあらゆる視点で調べることが大切です。

転職サイトor転職エージェントどっちがいい?

 転職サイトは求人情報から自身で条件や希望にあう企業を探すサービスで、転職エージェントはキャリアアドバイザーが転職希望者に合わせた求人を紹介するサービスです。

どちらを使えばよいか迷う人も多いでしょうが、それぞれメリット・デメリットがあります。それを理解して自分にあった方を使う、もしくは両方使って視野を広げながら活動すると良いでしょう。

転職サイトのメリットデメリットは?

 転職サイトのメリットは自由に求人を選べ、気になる求人を見つけた時に自由に応募できる点にあります。転職エージェントより求人数が豊富で、選択肢が多いのも特徴で、自分の転職先に求めるものがある程度決まっており、自身のペースで転職活動を進めたい人にはおすすめです。

 一方で、企業の取捨選択から応募・面接の日程調整まで全てを自身でやらなければいけないというデメリットがあります。自分に合わない企業ばかり申し込み、選考がうまく進まないことがあるため、注意が必要です。

 転職サイトには20代の転職に強いリクナビネクスト、都市部で働きたい人向けのエン転職、未経験可能な求人も多いマイナビ転職などがあります。転職サイトの特徴を掴んで、自身にぴったりのものを選ぶことも大切です。

転職エージェントのメリットデメリットは?

 転職エージェントの魅力は、キャリアアドバイザーが自身の希望や能力に合った求人を提案してくれる点です。時には自分では気づけなかったような、会社や仕事を提案してくれたり、方向性のアドバイスをくれることもあります。また、選考日程の調整などもしてくれる心強い存在で、効率的に転職活動をしたい人におすすめです。

 一方で、提案が全て正しいわけではないことに注意しましょう。自身の希望や条件の理解度が低く、ミスマッチの転職先を紹介されることもあり得ます。また、転職エージェントは、転職が成功することで報酬を受け取るビジネスモデルです。エージェントが求職者の利益よりも自らの利益を優先する場合もあることに注意しましょう。

 アドバイスや助けを受けつつも、自身の軸を保ちながら活動を続けることが大切です。

 ハイクラス転職に強いJACリクルートメント、第2新卒向けの就職カレッジなど、転職エージェントにも得意不得意があるので、ご自身に合ったサービスを使いましょう。

転職は時の運もある?おすすめは在職中の転職活動

 「ブラック労働ですぐにでも辞めないと健康を害する」、「現職が忙しすぎて転職活動の時間が取れない」、といった事情もあるでしょうが、可能であれば転職活動は在職中に行いましょう。

 無職で心に余裕がない状態での転職が危険であるからです。転職を急いで、明らかに自身にミスマッチの会社、条件の悪い会社であっても焦って入ってしまい、結果後悔するということになりかねません。

 自身にぴったりの求人が見つかるかは、運に左右される部分も大きいのが現実です。在職し収入を確保しながら、自身にぴったりの求人が見つかった時に転職するくらいの心持ちの方が、転職活動がうまくいくことでしょう。

転職活動はノーリスク いつでもチャンスを掴める状態にしておく

 転職の成功は、自分にぴったりの会社に入社することです。それが見つかるのは転職サイトなのか、転職エージェントなのかは誰にもわかりません。どちらにも登録しておき、得られる情報の範囲を広くしておくことも大切です。

 「転職しなければよかった」と後悔するリスクはあります。しかし、働きながら転職する準備をしておくことはノーリスクです。

 大切なのは、チャンスを掴み損ねないこと。自分にぴったりの条件の求人や転職のチャンスがきた時にすぐに対応できるように、まずは自己分析や転職サービスへの登録だけでもやっておきましょう。

 転職は大きなステップですが、準備をしっかりと行えば、新しいステージでの成功が待っています。


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マル得ウェブ編集部

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