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必見!子どもに薦める『間違えない塾選び』のコツ

高校受験や大学受験を控える中高生にとって、最適な塾を選ぶことが志望校合格のためには何よりも重要です。
塾は学校での学習の補完や進学のサポートをしてくれる場所ですし、塾選びを間違えると将来の学習成果や進路に悪影響が出てしまいます。

しかし、昨今さまざまなタイプの塾が存在し、どの塾を選ぶべきか迷う人は多いです。

本記事では、そんな悩める中高生に向けて、塾選びで失敗しないためのコツについて紹介します。

塾の評判や実績だけでなく、カリキュラムや教材の充実度、個別指導や教師の質など、重要なポイントをしっかり考慮し、最適な塾を見つけていきましょう。

塾選びを間違えないための基本事項

まずは塾選びに際して、確認しておくべき点について解説します。

塾の評判と実績の確認

まずは気になっている塾の評判や実績を確認することが重要です。
評判は通っている(もしくは通っていた)生徒や保護者の口コミやレビューを通じて知ることができます。

注意したいのは、塾のHPや資料に載っている内容を鵜呑みにしないこと。
塾が提供する情報は塾の良い面しか紹介されていなかったり、都合の悪いことは記載がないケースがほとんどです。

できるだけインターネット上の掲示板やSNSなどで、メリット・デメリット両方記載がある経験談を参考にすると良いでしょう。
第三者の意見を数多く参考にすることで、より客観的に塾を評価することができるようになります。

また、塾の実績や合格実績も重要なポイントです。
塾のホームページやパンフレットには、合格者の実績が掲載されていることがあります。
合格者の多さや有名校への進学実績があるかどうかで、その塾の指導力や指導者の力量を把握することができます。

塾の評判や実績を確認するのは、塾選びの基本中の基本ですが、やはり実際に塾に足を運んで分かることもあります。

体験授業や進学相談などがあれば、実際に参加してみるのがおすすめです。
保護者としても、自分や子供との塾との相性を肌で感じることができるので、より具体的にその塾に通うかどうかを判断する材料になるでしょう。

カリキュラムと教材の充実度のチェック

塾選びの際は、カリキュラムの内容と進度が適切かどうかも事前に確認しておきましょう。各科目の授業内容や到達目標、学習の進め方などは塾によりけりです。

カリキュラムがしっかり組まれている塾は、生徒の学習ニーズに合わせた効果的な指導が期待できます。今の自分に学習進度やレベルが合っているかどうかも判断材料にしましょう。

また、使用する教材の内容と使いやすさも重要な要素です。
塾で教えてもらう時間以外は、教材を頼りにすることになります。

内容が頭に入ってきやすいか、適宜学習の定着を確認する問題が入っているかどうかを確認しましょう。

教材の中身を確かめるためには、塾の資料やサンプル教材を入手する方法があります。評価体験授業や説明会に参加すれば、実際にその場で教材の使用感も体験できるのでおすすめです。

塾や指導する先生の雰囲気だけでなく、実際に自分が勉強する環境をイメージしながら塾選びを進めていきましょう。

指導方法や講師の質の確認

そして、個別指導か集団指導かといった指導方法や実際に授業を行う講師の質はしっかり見ておきたい部分です。

やはり個別指導の方が一人ひとりの生徒に合わせてカスタマイズされた指導を受けられます。

短期間で最大の学習効果を得たいなら、個別指導が最適といえるでしょう。

集団指導の場合でも、ある程度生徒に合わせた授業が展開されます。
自分のペースで学習できるかどうかを体験会などで確認してみると良いでしょう。

また、講師の質は志望校合格を大きく左右します。
授業を受け持つ講師の取得資格や実績は確認する方法としては、塾のホームページや資料、説明会などで情報を収集することで得られます。

信頼できる講師陣が揃っているかはしっかりチェックしておきましょう。
ただ、資格は持っているだけの実績を出せていない講師もいるので注意が必要です。
最近は授業動画を公開している塾もあるので、どんな授業をしているのか、この講師なら質問などもしやすそうかといった点も考慮しながら講師の質を見極めましょう。

見過ごしがちな塾選びのポイント

塾選びをする時に意外と見過ごしてしまうチェックポイントがあります。
以下では、見過ごしがちなポイントについて詳細に解説します。

塾の費用と契約条件の確認

塾を選ぶ際、塾の内容面だけでなく費用対効果を考える必要があります。

まず、塾の費用がいくらかかるのかを確認しましょう。

塾の費用には、毎月かかる月謝や入会金、教材費などが挙げられます。

これらの費用が家庭の予算に合致しているかを検討する必要があります。

親とよく相談し、事前にかける費用を決めておくのも良いでしょう。

毎日通うといった方法以外にも、夏期講習だけ受ける、受験直前の集中講座だけ受けるといった方法もあります。

自分が必要とするサービスと費用を見比べて、最終的な判断をしてください。

また、塾に通う場合にどのような条件で通うのかも事前に確認しておくと安心です。
どのくらいの期間通うのか、解約などに費用はかかるのか、振替授業や補習の制度はあるのかなど細かい条件まで確認します。

塾選びは失敗すると高額な費用が無駄になってしまいます。
契約を急がせる塾もあるかもしれませんが、しっかりと候補となる複数の塾をリサーチしてからさまざまな選択肢を検討しましょう。

不明な点や疑問点を塾の担当者に直接質問するのも塾の対応自体が判断材料になります。誤解やトラブルを避けるために、契約前に気になることは解消するようにしましょう。

交通アクセスと通塾時間の考慮

そして忘れがちなのが、塾までの交通アクセスと通塾時間です。

交通手段が限られると、親にとっては送り迎えの負担が大きくなったりします。

塾が遠いと通塾に時間がとられる上、ストレスや疲れにつながって肝心の学習が疎かになる危険性もあるので要注意です。

学校生活や家族・友人と過ごす時間なども考慮し、健全な生活を送れるかどうかシミュレーションをしておきましょう。

塾選びは、中高生にとって一生を左右する部分があります。
今回紹介したポイントを押さえて塾選びをすれば、大きな失敗を防ぐことが可能です。

焦らず着実に、自分に見合った塾を選んでみてください。


  • この記事を書いた人

マル得ウェブ編集部

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