マイルは飛行機に乗ると貯まり、飛行機で使うポイントだと考えている人も多いでしょう。
この記事では、ANAマイルのお得な貯め方や使い方を解説します。
ANAマイルは飛行機のほかに、日常生活の中でも貯められ、普段の買い物でも使えます。
飛行機に乗る機会が少ない人でも、お得な活用方法を知れば、効率よくマイルを貯められるでしょう。
ANAマイルとは
ANAマイルとは、ANA(全日空)が提供するマイレージプログラムのポイントです。
2023年7月にANAが作成したメディア資料によると、ANAマイレージクラブ会員数は約4,000万人です。
ANAマイルは、飛行機の利用や特定のクレジットカードの使用などで貯められます。
貯めたマイルは、航空券の購入やアップグレード、その他の特典と交換ができます。
ANAマイルには3年間の有効期限があるため、効率よく貯め、期限までに使用することが大切です。
ANAマイルをお得に貯める方法3選
ANAマイルをお得に貯める方法を3つ紹介します。
- 飛行機に乗って貯める
- ANAのクレジットカードを使用して貯める
- ANAマイレージモールを活用して貯める
ANAマイルを貯めるためには、入会金や年会費が無料のANAマイレージプログラムの会員になる必要があります。
さまざまな方法で多くのマイルを貯めましょう。
飛行機に乗って貯める
ANAの飛行機を利用すると、マイルが貯まります。
飛行機に乗って貯める方法が最も基本的で効率的なマイルを貯める方法です。
マイルは距離で決められる区間基本マイレージのほかに、運賃種別や予約クラスに応じて、貯まるマイルが異なります。
たとえば、東京と福岡間をビジネスきっぷで乗ると567マイルが貯まります。
国内線だけでなく、国際線を利用すれば、さらに多くのマイルの獲得が可能です。
飛行機に乗る回数の多い方ならマイルが貯まりやすいですが、飛行機に乗る機会が少ない方は、マイルが貯まる別の方法を使いましょう。
ANAのクレジットカードを使用して貯める
日常のショッピングなどでANAのクレジットカードを使用すれば、飛行機に乗らなくてもマイルを効率的に貯められます。
ANA提携のクレジットカードを使用すると、カード利用額に応じてマイルが付与されます。
大きな買い物や高額なサービスの利用時には、大量のマイルを獲得するチャンスです。
たとえば、家電購入や旅行の予約など、一度に高額な支払いが発生する場面でANAのクレジットカードを活用すれば、一気にマイルを増やせます。
また、ANAカードは、入会したときや継続時にボーナスマイルがもらえます。
入会時 | 継続時 | |
ANAカード一般 | 1,000マイル | 1,000マイル |
ANAワイドカードANAゴールドカード | 2,000マイル | 2,000マイル |
ANAカードプレミアム | 10,000マイル | 10,000マイル |
カードを保有しているだけで継続のボーナスマイルがもらえるため、お得です。
日常の支払いをANA提携のクレジットカードでおこない、効率的にマイルを貯めましょう。
ANAマイレージモールを活用して貯める
ANAマイレージモールとは、ANAマイレージ会員専用のショッピングサービスモールです。
ANAマイレージモールを活用すれば、オンラインショッピングを通じてマイルを獲得できます。
ANAマイレージモールは、多くのオンラインショップと提携しており、ANAマイレージモールを経由してショップで購入した際にマイルが付与される仕組みです。
楽天市場 | 200円につき1マイル |
ビックカメラ.com | 300円につき1マイル |
ユニクロ オンラインストア | 300円につき1マイル |
赤ちゃんホンポ Online Shop | 100円につき1マイル |
特定のショップやキャンペーン期間中には、通常よりも多くのマイルが獲得できる場合もあります。
また、決済にANAカードを利用すれば、マイルの二重取りも可能です。
オンラインショッピングをする際には、ANAマイレージモールを経由して、多くのマイルを獲得しましょう。
ANAマイルを使う方法3選
ANAマイルのおすすめの使い方を3つ紹介します。
- 国内線・国際線の航空券と交換する
- 国際線の座席をアップグレードする
- 提携パートナーポイントに交換する
あなたにあった使い方を見つけてください。
特典航空券と交換する
ANAマイルの基本的な利用方法は、特典航空券との交換です。
1マイル1円以上の価値で使用できるため、特典航空券との交換が最もお得なマイルの使用方法です。
特典航空券とはANAマイルでの交換が可能な航空券で、ANAだけでなく、提携航空会社の航空券にも交換できます。
特典航空券は目的地までの距離が長く、座席ランクが高いほど1マイルの価値が高まるため、国際線で利用するとマイルの価値を最も効率よく使えます。
たとえばハイシーズンにエコノミークラスで日本からハワイへ行く場合、現金購入すると572,940円ですが、特典航空券なら43,000マイルです。
また、国内線で利用する場合は5,000マイルから利用できるため、使いやすいです。
貯めたマイルを最大限に活用するなら、国際線の特典航空券への交換を考えましょう。
国際線の座席をアップグレードする
貯めたマイルを利用して、より快適な座席へアップグレードできます。
エコノミークラスで予約した座席を、マイルを利用してビジネスクラスやファーストクラスにアップグレードでき、高価なクラスの座席を手頃な価格で楽しめます。
なお、国内線のアップグレードにはマイルが使用できないため注意が必要です。
座席のアップグレードは、海外旅行をより快適にするための手段として活用しましょう。
提携パートナーポイントに交換する
ANAマイルは、提携パートナーのポイントに交換も可能です。
さまざまな提携先でのサービスや商品の利用にマイルを活用できるため、マイルの利用の幅が広がります。
楽天Edy | 10,000マイル⇒10,000円分(還元率100%) |
スターバックスカード | 10,000マイル⇒10,000円分のチャージ(還元率100%) |
Tポイント | 10,000マイル⇒10,000ポイント(還元率100%) |
ヤマダポイント | 10,000マイル⇒10,000ポイント(還元率100%) |
楽天ポイント | 10,000マイル⇒8,000ポイント(還元率80%) |
飛行機に乗る機会が少ない人は、マイルを提携パートナーポイントに交換して、日常生活の中で活用しましょう。
まとめ
ANAマイルをお得に貯める方法や最適な使い方について解説しました。
ANAマイルを効率よく貯めるためには、飛行機に乗る方法だけでなく、ANAカードを使ったり、ANAマイレージモールを活用したりする方法もあります。
貯めたANAマイルは、特典航空券への交換が最も効率のよい使い道です。
また、国際線の座席のアップグレードにも利用可能です。
飛行機に乗る機会が少ない方は、提携パートナーポイントに交換して日常生活の中のさまざまなシーンでも使えます。
効率よくANAマイルを貯め、好みにあわせた使い方で楽しみましょう。